『山笠のあるけん博多たい』
福博の町は今「国重要無形文化財」博多祇園山笠神事の期間中です。
福岡市内十三箇所で公開されている「飾り山笠」を見て来ました。
飾り山は高さ十m以上で、一番高いのが博多駅前の十二番山笠の十二m。
毎年新しくつくり替えられ、題材も毎年替えられており、今年は来年のNHK大河ドラマ
の主人公黒田官兵衛を題材にした人形が多く飾られていました。
十三本の山笠のうち、いくつかを紹介します。
(表)は正面が博多の総鎮守・櫛田神社に向いている方で、その反対側を
(見送り)といいます。
十二番 博多駅前 標題(表)「女戦士 八重の桜」
十五番 ソラリア 標題(見送り)「呑取名槍日本号」
五番 中洲 標題(見送り)「関ヶ原合戦」
十七番 博多リバレイン 標題(表)「智勇誉軍師」
八番 上川端通 標題(見送り)「正木宗七博多人形献」

正木宗七(上は黒田長政)
黒田官兵衛、長政と共に播州から福岡城の鬼瓦の瓦師として博多入りした正木宗七は、瓦町(博多)に住み瓦の粘土で人形を作って長政に献上したのが博多人形のはじめ。
四代宗七幸弘は聖福寺の仙涯和尚とは親交厚く、陶製の仙涯和尚像を作った。
現在、博多祇園山笠の発祥の地でもある承天寺の人形堂祥勝院に安置されている。
(説明書き より)
番外 櫛田神社
標題(表)剛弓一箭源為朝 標題(見送り)神武東征熊野譚
十三番 キャナルシテイ博多 標題(表)勧進帳