鎮座地 福岡市東区香椎2-23-17
JR鹿児島本線「香椎」駅下車 徒歩15分
御祭神 古野三宝荒神
清三宝荒神尊皇王霊〇奉斎 宝塚市(清澄寺) 日本第一清荒神
一口メモ
荒神信仰の神社は始めての参拝でした(宮地嶽神社の奥の宮八社の一つに荒神神社が祀ってある)。途中地元の3人の方に道を尋ねながら、住宅街の少し高台の神社に到着した。丁寧に教えてくれた地元の方に感謝です。余り広くない境内ではあったがお正月で雅楽が流れ、綺麗に掃き清められ大変落ち着ける神社でした。
御由緒
鎮座年代不詳。江戸期は庶民信仰の原点といわれる弁財天、稲荷とともに荒神は三大民族信仰として大いに崇敬を集めていたが、、明治初年の神仏分離で管理が手薄となり、香椎宮の麓の山林に祠を建て祭祀されていたものを、昭和60年に現在地に還座した。
御神徳
火難防除、家内安全、交通安全、厄除、災難解除
荒神信仰は、弘法大師が三宝荒神の本地は文殊菩薩とし、日蓮宗は普賢三宝荒神として祀っていたらしく、仏教色が濃く、このためかどうか解らないが、境内に狛犬がなかった。
招霊(おがたま)の木
神の花とした記録は、古事記、日本書記から出所している。しかし招霊の木は寒冷地には分布していないため、やむおえず、その葉形が似ている榊を代用品とした。
1円貨幣の裏面におがたまの木の枝と葉がデザインされている。
上の「語らい処」の壁に平成9年大相撲九州場所の絵入りの番付表が飾ってある。相撲フアンの私には懐かしく大変嬉しかった。神社とは関係ないが紹介します。横綱は【東】貴乃花、【西】曙。大関は【東】武蔵丸、若乃花 【西】貴ノ浪。この時、魁皇・千代大海はまだ前頭。