鎮座地 福岡市西区愛宕2-7-1
西鉄バス「愛宕神社前」下車スグ。地下鉄「愛宕」下車徒歩15分。
ご祭神
火産霊神(ほむすびのかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
天忍穂耳尊(あめのおしほみみみこと)
御由緒
社伝によれば、およそ1900年前、第12代景行天皇の時代(西暦72年)に愛宕山(旧称鷲尾山)山頂に鷲尾神社として 伊弉諾尊 天忍穂耳尊の二柱を祀ったのがはじまりとされ福岡最古の歴史を誇る神社。
天暦9年(956)、姪浜の住侶浦氏・浜氏が社殿の破損を憂いて改装。
その後、幾多の戦乱で衰退していたが、寛永11年(1634)福岡藩二代藩主黒田忠之が、京都の愛宕神社から火産霊神 伊弉冉尊を勧請してこの二柱を中央に祀り本社として愛宕神社とし、、鷲尾神社は境内の一隅に移した。この時愛宕山の名がついたと云われる。
このように、本来は別の神社であったが、明治34年(1901)鷲尾神社・愛宕神社を合祀して、正式名称を鷲尾愛宕神社と称するようになった。
御神徳
商売繁盛、厄除開運、家内安全、試験合格、縁結び
ひとくちメモ
若い頃、愛宕神社で禁酒や禁煙の願掛けをして破ると罰が当たると聞いていたので神社下はこれまで何十回通過したが、参拝したことはなかった。今回も禁酒・禁煙の願掛けはしなかった。
標高60メートルの山頂に鎮座する神社までは、バスを降りるとすぐ急で長い石段の参道を喘ぎながら登った。女坂と呼ばれる迂回路もあるようだ。
1928年から1943年までは九州初で全国で2番目のロープウエイが営業され参拝者や観光客で賑わっていたと言われる。
境内からは博多湾や玄海灘、作家壇一雄の終の住家があった能古島、金印の志賀島、ソフトバンクスの本拠地ヤフオクドームなどが一望に見渡すことができる。
帰りに駐車場の茶店で食べた「愛宕もち」は、表面がかりかりに焼かれ、こしあんもたっぷり入り大変おいしかった。
狛犬
参道入り口 一の鳥居横
御神門前
拝殿前
境内神仏
境内には末社やお地蔵様が配置され神仏の色濃い神社です