鎮座地
福岡県新宮町大字湊字屋敷297-1
御祭神
- 底津綿津見神
- 中津綿津見神
- 上津綿津見神
この綿津見三神は前掲の『新宮神社』に祀ってある「墨江之前大神」と共にイザナギ命が禊祓いをしたとき生まれた三柱です。
御由緒 (神社案内板)
筑前国続風土記によれば「八大龍王社、東漸寺山の北にあり、湊村の産神なり。志賀三社、三宝大荒神若宮神社、徳満神社を祭る。享保15年(1730)三苫村より勧請す」とあります。
湊村は慶長年間(1600年前後)の田村帳に「三苫村のうちの湊村」と書かれていつように、三苫村の一角を占めていた村でした
貞享2年(1685)湊の古屋敷に住んでいた魚師約80所帯が新宮に移った時、磯崎神社と湊の氏神であった南風湊宮を新宮に遷座しました。
そのため残った湊村の人々は近くに氏神がなくなったので不安と不便を感じ、享保15年に三苫村の氏神である八大龍王を勧請しました
その後、明治5年(1872)に村社に定められ、名前も「綿津見神社」となりました。
平成19年3月 新宮町教育委員会
- 境内遠景
新宮海岸に近く、境内は潮の香り
が漂っています。
- 注連縄柱
狛犬
境内神社
例祭日
4月 本 祭(春宮座祭)
7月 夏越祭(輪越祭)
10月 例大祭(秋季大祭)
12月 本 祭 (秋宮座祭)