波 折 神 社
鎮座地 福津市津屋崎四丁目33 ー1
津屋崎千軒といわれる昔ながらの街並みの一角
に鎮座されています。
福津三十六景の一つ
御祭神 瀬織津大神 (せおりつおおみかみ)
住吉大神
志賀大神
瀬織津大神は記紀には出てきませんが
災厄抜除の女神です。
神社石碑
御由緒
神皇皇后が三韓より凱陣された際、 この三神
が鼓島に現れ、皇后は河原崎の宮之本という地
に神垣を造って斎祀されたのが神社の始まり。
鎮座地の津屋崎は、一説によると、神垣を造り
終え、持っていた杖を地面に刺して休息を取った
ので「杖刺し」が訛って「津屋崎」となったともいわ
れています。
昔、三人の魚夫が沖で釣りをしていた時、大風、
雷鳴、荒波に遭い、漁夫達は この三神に救いを祈
ると、忽ち姿を現し、その助けにより、荒波を折って
鼓島に漂着し波風が収まるのを待つことになった。
それで「波折神社」というようになりました。
その間、食べ物も三神から与えられ飢えも凌ぐ
ことが出来ました。
波風が収まり、三神が去った後、船には三つの石
があり、漁夫たちはこれをご神体として祀りました。
此の地には84代順徳天皇の承久3 年(1221年)
に移されました。
一の鳥居
祭礼日 10月9日
説明板
境内神社 六之神社
須賀神社
末 社 恵比須社三社。 稲荷神社三社。
天照皇大神宮、 秋葉神社、
保食神社、 天満宮、 佐犠神社
御由緒板
二の鳥居と拝殿
二の鳥居の額束
手水舎
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
拝殿遠景
拝殿
拝殿の横に置かれている扁額
拝殿と本殿 側面
本殿屋根
御神木の銀杏
境内神社 六之神社
境内神社 須賀神社
末社群
末社群
恵比須様
庚申塔
サルの石像
波乗りウサギの石像
津屋崎祇園山笠(福津市指定無形文化財)
正徳4年(1714年)博多櫛田神社から波折神社の祇園社に
神様を迎えた際に山笠を三流れ作って神に捧げたのが始まり
と云われています。
一時中断しましたが、毎年7月19日に近い日曜日に追い山
が行なわれ三流れが津屋崎千軒の街並みを勇壮に駆けぬけ
ています。
今年平成24年は
7月10日(日) お宮入れ
7月16日(土) 裸参り
7月17日(日) 追い山