小 烏 神 社
鎮座地 福岡県福津市中央6丁目9-7
(JR鹿児島本線福間駅徒歩4分)
神社入口 第一鳥居
ご祭神 少名彦神
綿津見神
高龗神(たかうがみのかみ)
闇龗神(やみうがみのかみ)
少名彦神は薬師神とも称号し、現世医療の神。
綿津見神は海上諸事を司る守護神。
高龗神・闇龗神は降雨を司る神。
(神社掲示由来書より)
また、別の資料によると、
少名彦神は難産除けの神。
高龗神・闇龗神は八代龍王の内2躰の龍王の
ことで、仏教語。綿津見神と異名同躰の神とも云わ
れ神仏合祀時代より一緒に雨を司る神として祀る
ようになった。
神社石碑
ご由緒 (神社掲示由緒より)
本社は、その昔蓑生ヶ浜磯の岸辺にあり。元亀
二年三月河津弾正忠隆裕の建立と伝えられてい
る。
当地砂浜不毛の地であったので、慶長五年筑前
国主黒田長政が国中ご巡幸のとき、この砂浜を見
て、松林にすべき旨仰せられ、家臣黒田三左衛門
に命じて松を植林した。
この松林取締のため、当時那珂郡堅粕村の農
五戸家を移住させた。
その後、寛文四年にその子孫が蓑生ヶ浜の神々を
当地に遷し社殿を建立した。
昔はこの神社を八大龍王と呼んでいたが、明治25年
(1892年)に小烏神社にあらためた。
『福間町(現福津市)史 平成12年福間町史編集委員会編』
「本殿は、建立年代は棟札に記す安政四年が妥当である。」
御由緒板
第二鳥居
額束
参道
手水舎
狛犬(吽形)
狛犬(阿形)
拝殿
本殿側面
拝殿と本殿 側面遠景
境内神社