豊前小倉
八 坂 神 社
(参拝日 平成24年4月1日。小倉城内の桜満開)
鎮座地 北九州市小倉北区城内二番二号
ご祭神 須佐能袁命(スサノオノミコト)ほか
境内社 恵比須社 稲荷社 祖霊殿
神明社 猿田彦社 水神社
御由緒(神社説明書き)
祇園さまは九世紀ころには既に小倉の地に祀られ
ておりました。
その後慶長五年(1600年)の関が原の戦いで
戦功をたて、四十万石の城主となって丹後国(現
在の京都府)からこの豊前の地に移ってきた細川
忠興公が、元和三年(1617年)に領内の総鎮
守として、改めて祇園社の社殿を小倉城下の鋳物
師町に創建しました。
社伝によりますと、城外に鷹狩りに出かけた忠興
公が小さな祇園社の祠の中にあるご神体を見よ
うと杖でこじ開けようとしたところ、中から一羽
の鷹が飛び出し、忠興公の目を蹴ったと言われて
います。失明同然になった忠興公は、神様に対し
て非礼を働いた神罰だと深く反省し、荘厳な社殿
を建立し、これによって忠興公の目も快癒したと
伝えられております。
明治になり、祇園社から八坂神社へと名前が変わ
り、昭和九年に現在の小倉城内に社殿は遷座され
ています。
~小倉城の桜~