宝満宮 竈門(かまど)神社
鎮座地 福岡県太宰府市内山883
御祭神 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
境内神社 五穀神社
須佐神社
式部稲荷神社
夢想権之助神社
御由緒
春はもえ秋はこがるるかまど山
かすみも霧もけぶりとぞみる
清原元輔
「宝満山」と呼ばれているこの山は、「三笠山」「竈門山」とも呼ばれてきました。
大宰府天満宮東側にある宝満山(868m)の登山口(大宰府天満宮から約2km)に竈門神社の下宮、頂上に上宮があります。下宮は秋には紅葉の名
所として沢山の人が訪れます。
峯あらし吹きて御山のうす紅葉
竈門のやまの秋の朝あけ
西高辻信任
社伝によると、竈門神社は天智天皇のころ(663)大宰府政庁(都府楼跡)設置にあわせ、鬼門に当たる宝満山に西の都大宰府鎮護のために祀られました。
筑前国続風土記
「この山は、国の中央にありていと高く、造化神秀のあつまれる所にして、神霊のとヾまります地なれはにや、筑紫の国の総鎮守と称す」と書かれていま
す。
御神徳
「方除け」の神、更には厄除け、災難消除の神とて信仰され、また、ご祭神が玉依姫という女性の神さまであるところから、「えんむすびの神」として
良縁祈願の参拝者で賑わっています。
護摩焚きと峯入り
昭和五十七年、この山の開山心蓮上人の1300年忌を期に、今もこの山を修行の場としている修験者を中心に結成された宝満山修験会により、峯入り
(5月中旬)護摩焚き(5月下旬)が行なわれています。
主な祭礼日
1月 1日 歳旦歳
4月 中旬 縁結び大祭
6月30日 大祓式
11月23日 新嘗祭
12月31日 大祓式、除夜祭