狛犬と神使

神社には参道の入口や拝殿の中に、神社を守護する魔除けの霊獣として獅子の形をした一対の像が置かれおり、これを狛犬と言う。

神社の縁起とからみ、神社の祭神と密接な関係を持つとされる鳥獣や虫魚の像が置かれている場合もある、これを神使という。

基本的な狛犬の姿は、拝殿に向かって右に口を開いた「阿形(あぎょう)」角のない獅子、左に口を結んだ「吁形(うんぎょう)」角がある狛犬とされるが、例外も多い。

神使には、サルやシカ、オオカミなどが祭られ、常に神につき従い、神の手足となって人の祈願や守護を直接的に実行する存在であるといわれる。

ところで、日本サッカー協会のシンボルマークは3本足のカラス《八咫烏(やたがらす)》。

これは、明治時代、サッカーの普及に注力した中村覚之助氏が和歌山出身であったため、熊野神社の神使である八咫烏とした。

記紀の中で、神武天皇の軍隊が東征の際、八咫烏の先導で大和国に入ったとされ、ボールを相手ゴールに導くという願いからシンボルマークとされた。

参考書籍

  • 三橋 健  著 神道の本
  •  同上   著 日本の神々と神道
  • 川口謙二  著 日本の神様読み解き辞典

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